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ベンツのアドブルー残量を確認する方法

ベンツディーゼルモデルで長距離ドライブに出かける際、突然メーターにアドブルーの警告メッセージが表示されて、慌ててしまった経験はないでしょうか。アドブルー(AdBlue®)とは、ディーゼル車の排気ガスに含まれる有害物質を浄化するための高品位尿素水溶液です。

日頃から正しい確認手順を把握して現在の状態をチェックしておくことによって、補充のタイミングを正確に知ってエンジンの再始動ができなくなるトラブルを未然に防げます。

この記事では、ベンツのアドブルーの残量をドライバー自身でチェックする具体的な手順に加え、ステアリングボタンを使った基本操作からスマホアプリを活用した便利な方法まで詳しく解説します。突然の警告表示に戸惑わず、適切なタイミングでメルセデス・ベンツ日本公式のディーラーやカー用品店での補充を行いたい方は、ぜひ操作の参考にしてください。


ベンツのアドブルー残量を確認する方法

ベンツの車両システムには、ドライバーが日常的にアドブルーの状態を把握できる複数の機能が備わっています。ただし、車種・年式・搭載システム(MBUX搭載世代か否か)によって表示メニューの名称や確認方法が異なります

ここで紹介する手順はあくまでも代表的な一例であり、詳細は各車種の取扱説明書またはお近くのディーラーでご確認ください。

主な確認方法は、以下の通りです。

確認方法 特徴と適したシーン
ステアリングのボタン 日常的なメンテナンス画面からのチェック
裏メニュー(非推奨) 整備士向けモード・一般ユーザーには非推奨
スマホアプリ 車外からも手軽に状況を確認できます(デジタルプロダクト加入が必要)

それぞれの確認方法について、実際に操作できるよう具体的な手順を順番に解説します。車種や年式によって、表示名称が異なる場合があるため、適宜取扱説明書もご参照ください。

ステアリングのボタンで確認する

ステアリングの左側にあるボタンを操作して、メーターパネルのディスプレイから情報を呼び出すのが最も基本的なアプローチです。手元で完結するため、安全な停車中や確認に適した状況で状態を把握できます。

以下の手順は代表的な一例であり、車種・UIバージョンにより、「車両情報」「走行情報」「メンテナンス」配下に表示されるケースもあります。

具体的な操作の流れは、以下の通りです。

  1. 安全な場所で停車し、エンジンを始動する(エンジン始動状態でないと一部メニューが表示されない場合があるためON推奨)
  2. ステアリング左側の「ホーム」ボタンを押す
  3. メニューから「サービス」「車両情報」「メンテナンス」等を選択する(車種によって名称が異なります)
  4. 「AdBlue」の項目を選んで残量を表示させる

年式やモデルによってメニューの名称が異なる場合があり、MBUX搭載車(2018年以降順次採用・Aクラス等コンパクト系から展開)では操作系統が旧世代と大きく異なります。確認できない場合は、お近くのメルセデス・ベンツ正規ディーラーまたは取扱説明書を参照してください。

【参考・非推奨】裏メニューで確認する

この手順は整備士向けのメンテナンスモード(ワークショップメニュー)であり、一般ユーザーへの利用を推奨しません。残量確認が目的であれば、上記のステアリングボタン操作またはスマホアプリで対応できます。

この「裏メニュー」は以下の理由から一般ユーザーには適していません。

  • メーカー公式の取扱説明書では一般ユーザー向けに公開されていない非公式手順であり、公式サポートの対象外
  • 旧型COMANDシステム・NTG5世代向けの一例であり、MBUX搭載車(2018年以降順次採用)を含む多くの車種では操作が大きく異なるため、手順どおりに進まない場合がほとんど
  • 誤操作によりメンテナンスインジケーターのリセットや車両設定変更メニューへ到達するリスクがあると指摘されている(一部モデルのみの報告であり、全モデル共通ではない)
  • 車両の安全システムや制御に影響が及ぶ可能性がある

インターネット上には「通話ボタン+OKボタン長押し」等の非公式手順が流通していますが、メーカー公認の案内ではなく、モデル依存性が極めて高い情報です。本記事ではこれらの具体的な操作手順の掲載は控えました。

通常の残量確認にはステアリングボタン操作またはスマホアプリをご利用ください。設定を誤って変更した場合、車両システムに影響が及ぶため、不明な操作は絶対に行わないでください。

スマホアプリで確認する

ベンツのコネクテッドサービス「Mercedes-Benz アプリ(旧称: Mercedes me アプリ)」を活用すれば、車に乗り込まなくても遠隔で状態をチェックできます。

ただし、このアプリ機能の利用には「デジタルプロダクト(旧称:Mercedes me connect)」サービスへの加入と、通信モジュールを搭載した対応車種であることが前提条件で、モデルや車両によっては、ご利用いただけない場合があります。

アプリでの確認手順は、以下の通りです。

  1. スマートフォンでMercedes-Benz アプリを起動してログインする
  2. ホーム画面から車両ステータスの項目を開く
  3. サービス関連情報のメニューを選択する
  4. 車両ステータス内でAdBlueを含む液体類の残量表示を確認する(対応車種のみ表示される場合があります)

アプリの利用には事前のアカウント登録・車両とのペアリング・デジタルプロダクトサービスへの加入が必須となるため、納車時に設定を済ませておくのがおすすめです。AdBlue残量の表示可否はモデルと契約プランによって異なります。

ベンツのアドブルー残量確認に関するよくある質問

アドブルーが空になるとどうなりますか?

多くのメルセデス・ベンツ ディーゼル車では、アドブルーが完全に空になるとエンジンを再始動できなくなります。走行中に残量がゼロになった場合はそのまま走り続けられますが、一度エンジンを切ると補充するまで再始動できない仕様が一般的です。

警告は段階的に表示されるため、警告灯が点灯した時点で「即補充しなければならない」わけではありません。補充後にエンジンが再始動できない場合は、速やかにメルセデス・ベンツ正規ディーラーへ相談してください。

アドブルーを補充する目安はどれくらいですか?

一般的な参考値として、燃料消費量1〜5%程度のアドブルー(高品位尿素水)を消費するとされています。走行距離換算では車種・エンジン排気量・積載状況・高速走行の比率・気温などにより、大きく変動するため、車載の警告表示または取扱説明書の指定基準を優先してください。

警告メッセージが表示されたタイミングで速やかに補充します。タンク容量は車種によって異なるため(Cクラス約12リットル・Eクラス約25リットル目安)、自身で補充する場合は事前に確認しておくと安心です。

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