共有
カナダ8月インフレ率3.0%で横ばい、ガソリン高と食品価格の減速が併存
カナダ8月インフレ率3.0%で横ばい、ガソリン高と食品価格の減速が併存
2026年9月15日に配信されたカナダの8月消費者物価指数では、年間インフレ率が7月と同じ3.0%となり、ガソリン価格の上昇が総合指数を押し上げる一方、食品価格の上昇率は前年比2.8%まで低下した。月次ベースの消費者物価指数は0.1%下落し、ロイターがまとめたエコノミスト予想のコンセンサスである横ばいと一致した。[1]
ガソリン価格は前年比22.8%上昇し、7月の25.7%から伸び率が低下した一方、食品価格は14カ月ぶりに前年比3%を下回り、乳製品の上昇率も7月の3.1%から8月は0.7%へ鈍化した。旅行・ツアー価格は前年比26.1%上昇し、カナダ統計局は前年同期の価格低下による基準効果が主因だと説明している。
コアインフレ指標ではCPI中央値が2.0%、CPIトリムが1.9%といずれも7月から横ばいで、モントリオール銀行とRBCのエコノミストは8月のデータがカナダ銀行の現状維持の見方を支えると述べた。原油価格が1バレル100ドルを超えて推移していることや米国の新たな関税措置については、9月のインフレ率を押し上げる可能性があるとの見方も示され、統計発表後にはカナダドルが下落した。
カナダ8月物価指標でみる総合CPIと主要項目の前年比変化
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 総合CPI | 8月は前年比3.0%で、7月の3.0%から横ばい |
| ガソリン | 8月は前年比22.8%上昇、7月は25.7%上昇 |
| 食品 | 8月は前年比2.8%上昇し、14カ月ぶりに3%を下回った |
| 旅行・ツアー | 8月は前年比26.1%上昇し、カナダ統計局は前年基準効果を主因としている |
| 住居費 | 8月は前年比1.5%上昇、7月は1.3%上昇 |
| CPI中央値 | 8月は2.0%で、7月から横ばい |
| CPIトリム | 8月は1.9%で、7月から横ばい |
Fuel Connect編集部の整理
今回の統計は、カナダの総合インフレ率が3.0%で横ばいとなる中、ガソリン価格の高い上昇率、食品価格の伸び率低下、2%近辺で推移するコア指標という異なる動きを同時に確認できる内容である。燃料価格と消費者物価の動向を把握する必要がある燃料調達、物流、車両管理などの担当者にとって、ガソリン価格と全体の物価指標を分けて確認するための材料となる。
参考文章では、ブレント原油先物が9月初旬に1バレル100ドルを再び上回ったことに加え、エコノミストが9月のガソリン価格やインフレ率について上振れの可能性を示しており、8月実績と今後の見通しは区別して整理されている。カナダの燃料価格、物価、金融政策、市場動向を継続的に確認する実務担当者は、総合CPIだけでなくガソリン、食品、コア指標の推移を個別に把握することができる。
References
- ^ 【BigGo Finance】. 「カナダ8月インフレ率3.0%で横ばい、ガソリン高と食品価格の減速が併存」. https://finance.biggo.jp/news/9b256542-11ea-4814-9260-f1fb7d4db342.
アドブルーの関連コラム
【三菱】キャンターのアドブルーが減らない原因
アドブルータンクの故障原因や補充方法などを解説
アドブルー(AdBlue)がガラスについた時の影響と対処法
【アドブルータンク】トラックごとの容量とトラブル対処法
アウディのアドブルー残量を確認する方法
ベンツのアドブルーを自分で補充する方法
トラックとダンプのアドブルー消費量が増加する原因
ベンツのアドブルー残量を確認する方法
キャンターのアドブルー消費量と警告灯の消し方
UDのアドブルー添加システム異常の原因と対処法