News

ベトナムで狂犬病予防・対策の国家集会を開催し2030年の死亡根絶目標を共有

ベトナムで狂犬病予防・対策の国家集会を開催し2030年の死亡根絶目標を共有

2026年9月26日、ベトナムのダクラク省ブオンマートゥオット区で、保健省は農業環境省、ダクラク省人民委員会、関係機関と連携し、2026年の国家レベルの狂犬病予防・対策に関する集会と機関間訓練を実施した。保健省疾病予防局は、世界150カ国以上で毎年約5万9000人が狂犬病で死亡し、その大半がアジアとアフリカに集中していると説明した。[1]

ベトナムでは2025年に狂犬病による死者が77人となり、2026年の最初の9カ月間でも55人の死亡が確認されており、保健省疾病予防局のヴォー・ハイ・ソン副局長は2030年までに犬猫から感染する狂犬病による死亡をなくす目標を示した。狂犬病による死亡例には、ワクチン接種を受けなかった場合や接種が遅れた場合、不適切な創傷処置、効果が証明されていない治療法の利用などが含まれている。

保健当局は、犬に噛まれたり猫に引っかかれたりした場合の傷の処置方法や速やかなワクチン接種について情報提供を強化し、山間部や遠隔地、少数民族居住地域を含めて狂犬病ワクチンと抗血清へ迅速にアクセスできる体制を整える必要があるとしている。あわせて、地方保健局による死亡例の調査、獣医学・農業・環境分野との情報共有、34の州や市と連携した地域レベルの予防・対策を進める方針が示された。

狂犬病の死亡状況とベトナムの予防・対策方針

項目 詳細
世界の死亡者数 世界150カ国以上で毎年約5万9000人が死亡し、その大半はアジアとアフリカに集中している。犠牲者の約40%は15歳未満の子供である。
ベトナムの死亡者数 2025年は77人、2026年の最初の9カ月間は55人の死亡が確認されている。
2030年までの目標 犬猫から感染する狂犬病による死亡を根絶することを目標としている。
予防・対策 適切な創傷処置、迅速なワクチン接種、ワクチンと抗血清へのアクセス改善、死亡例の調査、関係分野間の監視と情報共有を進めるとしている。

Fuel Connect編集部の整理

今回の内容は、ベトナムにおける狂犬病の死亡状況と2030年までの予防目標を示すとともに、人への曝露後予防と動物側の感染源管理を含む複数分野の対応方針を整理したものである。保健省疾病予防局は、ワクチン接種や創傷処置、監視体制、地域ごとの医療アクセス、獣医学や農業・環境分野との情報共有を対策の対象として挙げている。

予防医療、公衆衛生、地域医療、行政、動物管理などに関わる読者にとっては、死亡者数の推移や予防接種体制、山間部や遠隔地を含む曝露後予防サービスの整備方針を把握する材料となる。企業や施設で人員の健康管理や動物との接触機会を伴う業務を担当する読者にとっても、保健当局が示した創傷処置と医療機関受診、ワクチン接種に関する情報は関連する事項である。

関連ガイド:アドブルー(AdBlue)とは|アドブルー通販・選び方|AdBlue通販・お見積り

References

  1. ^ 【Vietnam.vn】. 「狂犬病は発症するとほぼ救命不可能だが、完全に予防可能」. https://www.vietnam.vn/ja/benh-dai-da-phat-benh-gan-nhu-khong-the-cuu-nhung-hoan-toan-co-the-phong-ngua.

アドブルーの関連コラム