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福井県内で自動運転バスとタクシー実証休止の動き

福井県内で自動運転バスとタクシー実証休止の動き

読売新聞は2026年6月17日4:00、福井県内の自治体で自動運転バス・タクシーの実証実験を休止する動きが続いていると報じた。国土交通省の補助を受けて進めていた取り組みについて、補助要件の厳格化が背景にあると説明している[1]

越前市は2024年度に市中心部の約1kmの周回コースで6日間、2025年度に約4kmのコースで13日間、自動運転バスをレベル2で運行した。越前市は2028年度までに一定条件下でシステムが自動運転するレベル4を達成する目算だったが、2026年6月3日の市議会で休止を表明した。

坂井市は2025年10〜11月にオンデマンド型の自動運転タクシー実証実験を行い、2029年度までに全区間でレベル4を達成して導入可否を判断する予定だった。永平寺町では2023年5月から運転手不要の電動カートを廃線跡の町道で走らせたが、開発企業の事業撤退により2026年4月から運行休止となった。

福井県内自治体の実証内容と補助要件の整理

項目 詳細
越前市の実証 2024年度は約1kmの周回コースで6日間、2025年度は約4kmのコースで13日間、自動運転バスをレベル2で運行した。
坂井市の実証 2025年10〜11月に、利用者の要望に応じて運行するオンデマンド型の自動運転タクシー実証実験を行った。
永平寺町の運行 2023年5月から運転手不要の電動カートを廃線跡の町道で走らせ、2026年4月から運行休止となった。
国土交通省の補助条件 2026年度から、2027年度末までに全区間でレベル4を実現することを補助条件とし、未達成の場合は補助金の一部返還を求める方針を示した。
補助実績 国土交通省は2022〜2025年度の4年間、17都府県と110市区町村による実証実験へ補助金を出した。

Fuel Connect編集部の整理

本件は、地域公共交通における自動運転実証について、自治体の実施状況、国土交通省の補助条件、レベル4実現の期限設定が同時に示された事例である。越前市、坂井市、永平寺町の動きは、実証段階の自動運転サービスが費用負担、技術段階、車両維持の条件と結びついて運用判断されていることを示している。

企業、物流、車両管理、燃料調達に関わる読者にとっては、自動運転車両の導入時期や運行形態だけでなく、自治体補助、実証期間、メンテナンス費用の扱いを確認する材料となる。公共交通や地域移動サービスに関わる実務担当者は、レベル2、レベル4、オンデマンド型運行、運転手不要カートの違いを整理して把握しておくと有用である。

References

  1. ^ 読売新聞. 「福井県内の自動運転バスとタクシー実証休止の動き」. https://www.yomiuri.co.jp/local/fukui/feature/CO100043/20260616-GYTAT00021/.

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