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徳島県とトヨタが水素エンジンHVで宿泊客送迎を実証
徳島県とトヨタが水素エンジンHVで宿泊客送迎を実証
2026年7月12日に報じられた取り組みとして、徳島県とトヨタ自動車は、国内で初めて水素エンジンを搭載したハイブリッド車を用い、県内の複数ホテルで宿泊客を送迎する走行実証を開始した。実証は2026年12月22日まで行う予定で、県内の工場でカセイソーダを製造する際に生じる副産物の水素を燃料に使い、地産水素を活用した車両運用を確認する。[1]
実証車両には、水素エンジンハイブリッドシステムをパワートレーンに採用したトヨタの商用バン「ハイエース」が使われ、気体水素を燃料として複数ホテルにおける短距離の送迎運用に投入される。同車両で物流用途ではなく顧客を乗せる運用は初めてで、トヨタ自動車は停車と走行を繰り返す条件がシステムに与える影響や耐久性などのデータを取得する意向である。
徳島県はこれまで、燃料電池車「MIRAI」や量販型燃料電池バス「SORA」を市内で走行させるなど、県内で生産した水素を地域で利用する取り組みを進めてきた。トヨタ自動車は2021年からスーパー耐久レースで水素エンジン車の開発を本格化し、2023年には水素エンジン搭載ハイエースを豪州の物流事業者に貸し出して公道で走行実証を行った。
徳島県内の走行実証における車両と運用条件
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 実施期間 | 2026年7月7日から12月22日まで |
| 使用車両 | 水素エンジンハイブリッドシステムを採用したトヨタ「ハイエース」 |
| 使用燃料 | 東亞合成の県内工場でカセイソーダ製造時に生じる副産物の気体水素 |
| 利用方法 | 徳島県内の複数ホテルにおける宿泊客の送迎 |
| 取得予定のデータ | 短距離で停車と走行を繰り返す条件によるシステムへの影響や耐久性 |
Fuel Connect編集部の整理
今回の情報は、水素エンジンとハイブリッドシステムを組み合わせた商用バンを、ホテル送迎という顧客輸送の条件で運用し、実走行データを収集する実証として位置づけられる。車両技術に加え、県内で生じる副産物水素の利用と、複数のホテルにおける送迎運用を扱う点までが、参考文章で明示された取り組みの範囲である。
自動車メーカーや部品メーカーの開発担当者に加え、ホテルの送迎担当者、車両管理者、燃料調達担当者は、車種、燃料形態、運行期間、利用条件、取得予定データを把握する材料として参照できる。自治体や地域内で水素利用を担当する実務者にとっては、県内で発生する副産物水素を車両運用に用いる事例と、既存の燃料電池車や燃料電池バスの取り組みとの関係を整理する情報となる。
References
- ^ 【ニュースイッチ】. 「徳島県とトヨタが水素エンジンHV搭載ハイエースで宿泊客送迎の走行実証を開始」. https://newswitch.jp/p/49703.
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