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三菱電機福山製作所が技術者を集約する開発棟を新設

三菱電機福山製作所が技術者を集約する開発棟を新設

2026年7月15日、事業者向け配線用遮断器の生産で国内首位の三菱電機福山製作所は、遮断器やスマートメーターの設計・開発に関わる技術者らを集める開発棟を広島県福山市緑町に新設した。専門分野の異なる技術者が同じ建物で働く体制を整え、議論や部門間の連携を促すことで、量産開始までの時間短縮を目指す。[1]

福山製作所では約1200人が勤務し、工場やオフィス、産業機械向けの遮断器に加え、通信機能を備えた電力計であるスマートメーターなどの省エネ支援機器を製造している。近年はデータセンターや半導体製造装置に組み込まれる遮断器の需要が増えており、製品を早期に市場へ投入するための開発体制整備を進めていた。

開発棟には設計・開発部門のほか、素材を評価する部門や生産部門の技術者が配置され、各階にはソファなどを置いたコミュニケーションスペースが整備された。1階には取引先と簡易な製品試験を行えるラボラトリーも設けられ、2026年7月中に約300人体制で本格稼働する予定である。

開発棟の建物規模と配置部門

項目 詳細
建物 鉄骨5階建て、延べ床面積約5230平方メートル
配置部門 遮断器とスマートメーターの設計・開発部門、素材評価部門、生産部門
共用設備 各階のコミュニケーションスペース、1階の簡易製品試験用ラボラトリー
本格稼働 2026年7月中に約300人体制で稼働予定

Fuel Connect編集部の整理

今回の開発棟新設は、遮断器やスマートメーターに関係する設計、素材評価、生産の各技術者を同じ建物に配置し、製品開発から量産までの連携体制を再編する取り組みとして位置づけられる。データセンターや半導体製造装置向け遮断器の需要増加を背景に、開発速度の向上と、試作用素材が入らない場合などへの対応を目的としている。

遮断器やスマートメーターを扱う企業の設備担当者、調達担当者、生産技術担当者にとっては、三菱電機福山製作所の開発・試験体制と本格稼働時期を把握するための情報となる。データセンターや半導体製造装置に関係する事業者にとっても、組み込み用遮断器の設計・開発を担う拠点の人員規模や部門構成を確認する材料となる。

References

  1. ^ 【読売新聞オンライン】. 「三菱電機福山製作所が技術者を集約する開発棟を新設」. https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20260714-GYO1T00174/.

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