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NVIDIAと三菱重工がAIデータセンター向け冷却・電源技術の協業を検討

NVIDIAと三菱重工がAIデータセンター向け冷却・電源技術の協業を検討

2026年7月16日5:00、NVIDIAと三菱重工業が、NVIDIAの次世代拠点「AIファクトリー」への組み込みを想定し、AIデータセンター向けの冷却システムや非常用電源を含むエネルギー管理技術について協業を検討していると報じられた。両社の協議は検討段階であり、具体的な提携内容や投資規模は公表されていない。[1]

NVIDIAのGPUプラットフォーム「GB200 NVL72」クラスではラック1台当たりの消費電力が100kWを超え、120kW級のラックは従来の空冷方式での冷却が事実上困難とされている。三菱重工業は2026年3月、北米の次世代AIデータセンター向けに専用設計した10MW級の遠心冷凍機を投入すると発表し、米国の安全認証取得を目指す方針を示した。

三菱重工業は2026年7月、富士通の明石データセンターで実施した冷却最適化の実証試験において、冷却システムのエネルギー使用量を2.3%削減し、全サーバールームへの展開時には最大7.6%の削減を見込めると発表した。ダイキン工業は複数の米国企業を買収して冷却技術の提供体制を整え、ニデックは最大300kW級の次世代In-Rack CDUの量産開始を2027年第1四半期に予定している。

AIデータセンター冷却関連の公表数値と計画

項目 詳細
NVIDIAと三菱重工業の協議 AIデータセンター向けの冷却・エネルギー管理技術について協業を検討しており、具体的な提携内容や投資規模は未公表である。
AIラックの消費電力 GB200 NVL72クラスではラック1台当たり100kWを超え、120kW級では従来の空冷方式による冷却が事実上困難とされる。
三菱重工業の遠心冷凍機 北米の次世代AIデータセンター向けに10MW級の製品を投入し、米国の安全認証取得を目指している。
冷却最適化の実証結果 富士通の明石データセンターでエネルギー使用量を2.3%削減し、全サーバールームへの展開時には最大7.6%の削減を見込む。
ダイキン工業の売上計画 北米データセンター冷却事業の売上高を2025年度の約1000億円から、2030年度には3000億円以上へ拡大する計画である。
ニデックの次世代CDU 最大300kW級のIn-Rack CDUを開発し、2027年第1四半期の量産開始を目指している。

Fuel Connect編集部の整理

記事は、NVIDIAと三菱重工業による協業検討を起点として、高消費電力のAIラックに対応する冷却設備、非常用電源、エネルギー管理技術に関する企業の公表内容を整理したものである。三菱重工業の遠心冷凍機と実証試験に加え、ダイキン工業の事業計画やニデックの冷却液分配装置を取り上げ、AIデータセンターを支える設備分野の動向を示している。

データセンターの設備運用、冷却システムの選定、電力供給設備の調達、施設全体のエネルギー管理を担当する読者にとって、各社が公表した製品仕様や導入計画を把握するための情報となる。企業の設備投資、調達、保守運用、事業計画に関わる読者は、協業が検討段階であることと、各社の製品投入時期や削減実績が個別に公表されていることを区別して確認する必要がある。

References

  1. ^ 【Business Journal】. 「NVIDIAと三菱重工がAIデータセンター向け冷却・電源技術の協業を検討」. https://biz-journal.jp/company/post_395342.html.

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