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トリナ・ソーラーのタンデム型モジュールが907Wと変換効率29.2%を達成

トリナ・ソーラーのタンデム型モジュールが907Wと変換効率29.2%を達成

2026年7月18日、トリナ・ソーラーは、独自開発したペロブスカイト/結晶シリコンタンデム太陽電池モジュールが、ピーク出力907Wと全面積モジュール変換効率29.2%を達成し、新たな世界記録を樹立したと発表した。測定結果は、ドイツに本拠を置く第三者試験認証機関TUV SUDによって検証されている。[1]

ペロブスカイト/結晶シリコンタンデム技術は、結晶シリコンの上にペロブスカイトを積層し、単層シリコン技術よりも多くの太陽光を電気へ変換する方式として説明されている。大規模太陽光発電プロジェクトに適した用地が限られる日本では、設置面積に制約がある地域で発電量を増やす技術として、ペロブスカイト太陽電池が政府の優先開発対象に指定されている。

907Wのモジュールは210mm角の大型タンデムセル技術を基盤とし、ペロブスカイト薄膜の均一性向上、界面パッシベーション、分光吸収の最適化という3つの改良によって開発された。トリナ・ソーラーは、1年余りでタンデムモジュールの出力を808Wから907Wへ引き上げ、完成したモジュールを中国・上海で開催されたSNEC 2026に展示した。

907Wタンデム型モジュールの性能と技術要素

項目 詳細
ピーク出力 907W
全面積モジュール変換効率 29.2%
モジュール方式 ペロブスカイト/結晶シリコンタンデム型
基盤技術 210mm角の大型タンデムセル技術システム
主な改良点 ペロブスカイト薄膜の均一性向上、界面パッシベーション、タンデム構造における分光吸収の最適化
検証機関 TUV SUD

Fuel Connect編集部の整理

本件は、ペロブスカイト/結晶シリコンタンデム太陽電池の研究成果をセル単位にとどめず、相互接続や封止を含む大面積モジュールとして示した発表に位置づけられる。太陽電池やモジュールの研究開発、製造技術、性能試験、認証業務に関わる担当者にとって、出力、変換効率、セル寸法、改良項目を把握するための情報となる。

日本では太陽光発電に利用できる設置面積の制約が示され、ペロブスカイト太陽電池が政府の優先開発対象に指定されているため、限られた面積での発電設備を扱う事業者にも関係する内容である。太陽光発電設備の導入計画、設備調達、技術選定、エネルギー調達を担当する読者は、907Wの出力と29.2%の変換効率が第三者機関によって検証された事実を確認できる。

References

  1. ^ 【CTI Web】. 「トリナ・ソーラーのタンデム型モジュールが907Wと変換効率29.2%を達成」. https://www.ctiweb.co.jp/2026/07/17/%E3%80%90%E5%A4%AA%E9%99%BD%E5%85%89%E7%99%BA%E9%9B%BB%E3%80%91%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%8A%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%80%81%E3%83%9A%E3%83%AD%E3%83%96%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%82%A4/.

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