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東風日産が中国向け車両の開発期間を約2年に短縮
東風日産が中国向け車両の開発期間を約2年に短縮
2026年7月27日4時に公開された日経クロステックの記事は、東風日産が中国向け新エネルギー車のNシリーズについて、日産が日本で開発する世界市場向けモデルの約半分となる約2年まで開発期間を短縮した取り組みを報じた。本社による承認を商品企画とデザインの2回に限定し、中国の開発部門が現地の判断で開発を進める体制に変更した。[1]
東風日産は意思決定に関わる人数をグローバルモデルの約半分に当たる約20人へ減らし、デザイン、販売、マーケティング、営業の担当者が同じ場所で業務を進められる環境を整えた。デジタル開発が8割程度に達した段階で試作へ移り、デジタルと実物の両面で量産仕様を固める中国車メーカーの開発手法も参考にしている。
日産は2025年4月に中国で発売したEVセダンのN7を皮切りに、PHEVセダンのN6やSUVのNX8を投入し、中国部品メーカーの採用比率を高めながらADASやコックピットなどの技術を取り入れた。Nシリーズは2026年6月時点で累計販売台数が約10万台を超え、自動運転技術などで中国企業を採用するとともに、E2E自動運転ではVLAに着手したとされる。
東風日産の開発体制とNシリーズの主要数値
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 開発期間 | 中国向けNシリーズは約2年で、従来のグローバルモデルに必要だった約4年の半分 |
| 本社承認 | 商品企画とデザインを決める段階の2回 |
| 意思決定の人数 | 東風日産では約20人で、グローバルモデルの約半分 |
| Nシリーズ販売台数 | 2026年6月時点で累計約10万台を突破 |
| 発売時の価格 | N7は11万9900元から、N6は10万3900元から |
Fuel Connect編集部の整理
本記事は、中国市場向け車両の開発期間を短縮するため、東風日産が本社承認の回数、意思決定に参加する人数、試作へ移る時期、部品メーカーとの連携方法を変更した事例を整理した内容である。車両の商品企画から設計、調達、販売までの工程を同じ拠点で進める体制と、中国で採用した開発手法をグローバルモデルへ広げる方針が示されている。
自動車メーカーや部品メーカーの開発担当者に加え、法人向け車両の調達、車両管理、運行支援システムの選定に関わる読者にとって、車両へ搭載される技術と開発体制の変化を把握する材料となる。N7、N6、NX8の投入状況、累計販売台数、ADASやE2E自動運転への対応は、中国市場向け車両の商品構成や技術採用を確認する際の基礎情報に位置づけられる。
References
- ^ 日経クロステック. 「東風日産が中国向け車両の開発期間を約2年に短縮」. https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/03565/072200030/.
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