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中国の物流総額が5.1%増加し鉄道・水運への輸送転換が拡大

中国の物流総額が5.1%増加し鉄道・水運への輸送転換が拡大

中国物流購買連合会が2026年7月29日に公表した同年上半期の物流動向によると、国内で物流の対象となった物品の価値総額を示す物流総額は、前年同期比5.1%増の181兆1000億元となった。物流総額の伸び率は中国のGDP成長率4.7%を0.4ポイント上回り、高技術製造、デジタル製品、越境ECなどの需要が増加した。[1]

工業品の物流総額は前年同期比5.4%増となり、高技術製造業の物流需要は13.3%増、デジタル製品製造業は12.3%増となった。集積回路の生産量は23.1%増、リチウムイオン電池は39.3%増となり、再生資源の物流総額も5.4%増加した。

物流業の売上高は前年同期比4.7%増の7兆2000億元となり、国家鉄道の貨物輸送量、中欧班列の運行本数、航空貨物・郵便輸送量、宅配便取扱個数もそれぞれ増加した。物流関連総費用は4.6%増の9兆6000億元となった一方、GDPに占める割合は13.9%と前年同期から0.1ポイント低下した。

中国の主要物流指標と輸送構造の変化

項目 詳細
物流総額 前年同期比5.1%増の181兆1000億元
輸入物流 前年同期比2.2%増
国家鉄道貨物輸送量 前年同期比1.8%増の20億1500万トン
中欧班列運行本数 前年同期比20%増の1万1178本
航空貨物・郵便輸送量 前年同期比6.0%増の507万3000トン
宅配便取扱個数 前年同期比5.0%増の1003億8000万個
鉄道幹線の複合一貫輸送 前年同期比87.9%増の2億4300万トン
鉄道・水運の複合輸送 前年同期比11%増の912万TEU
保管費 前年同期比7.0%増の3兆1000億元

Fuel Connect編集部の整理

中国の2026年上半期における物流総額、物流業売上高、輸送量、物流関連総費用をまとめた統計であり、製造分野や越境ECに伴う物流需要と輸送手段別の動きを確認できる内容である。鉄道と水運の貨物輸送回転量が道路輸送を上回って増加し、複合一貫輸送の取扱量も拡大した状況が示されている。

中国との輸出入や現地調達に関わる荷主、物流企業、商用車関連事業者にとって、輸送需要の規模や鉄道・水運への転換状況を把握する際の基礎情報となる。物流拠点や在庫を管理する実務担当者は、保管費の増加、製造業の在庫増加、売掛金の回収長期化に関する記載を、物流費用の構成を確認する材料として参照できる。

References

  1. ^ LOGISTICS TODAY. 「中国の物流総額が5.1%増加し鉄道・水運への輸送転換が拡大」. https://www.logi-today.com/983043.

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