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日産NV200ロンドンタクシーの公開と導入計画見送り

日産NV200ロンドンタクシーの公開と導入計画見送り

2012年8月6日、日産はNV200をベースとし、日本名をNV200バネットとするロンドン向けのNV200タクシーを公開し、2014年に実証試験を始める予定を示した。車体構成の大部分はニューヨークのイエローキャブ向けNV200と共通だが、動力源には1.5Lディーゼルターボエンジンを採用し、e-NV200ベースのEVも設定する計画であった。[1]

ディーゼル仕様は最高出力89ps、最大トルク24.5kgmの1.5L直4SOHCディーゼルターボエンジンを搭載し、欧州でCO2規制が具体化して燃費の良いディーゼル車が普及していた当時の状況が背景にあった。EV仕様はCO2削減を前提とし、当時のロンドンタクシー用ディーゼル車との比較で、ランニングコストを約1/5に抑える想定が示されていた。

NV200タクシーはニューヨークのイエローキャブに採用され、2.0L直4エンジン、スライドドア、補助ステップ、手すり、パノラミックルーフなどを備え、2013年10月末から運用が始まった。2015年には東京都内でも走り始めたが、ニューヨークでの運用は2019年、東京での運用は2021年に終わり、NV200タクシーの生産も終了した。

NV200ロンドンタクシーの仕様と導入計画

項目 詳細
公開日 2012年8月6日
ベース車 NV200、日本名NV200バネット
ディーゼル仕様 最高出力89ps、最大トルク24.5kgmの1.5L直4SOHCディーゼルターボエンジン
EV仕様 e-NV200をベースとし、当時のロンドンタクシー用ディーゼル車と比べて約1/5のランニングコストを想定
導入計画 2014年に実証試験と販売開始を予定していたが、採算面の問題から見送り

Fuel Connect編集部の整理

本記事は、2012年に公開されたNV200ロンドンタクシーの車両仕様、2014年に予定されていた実証試験、採算面を理由とする導入計画の見送りを、ニューヨークと東京でのNV200タクシー運用の経緯とともに整理するものである。車両の発表内容だけでなく、ディーゼル仕様とEV仕様の違い、想定されたランニングコスト、各都市での運用開始と終了までを時系列で確認できる位置づけである。

タクシー事業者、法人車両の導入担当者、車両管理部門にとっては、車両の室内設計や乗降装備に加え、地域ごとに異なる動力源と導入計画の推移を把握する際の参考情報となる。燃料調達や運行コストを扱う実務担当者にとっては、ニューヨーク向けの2.0Lガソリン仕様、ロンドン向けの1.5Lディーゼル仕様、EV仕様に示された条件を区別して確認することが有用である。

References

  1. ^ Yahoo!ニュース. 「日産NV200ロンドンタクシーの公開と導入計画見送り」. https://news.yahoo.co.jp/articles/621a7dce872acc44e1fcf50c42dc692898e4bbb4?page=2.

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