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徳島県でトヨタの水素エンジンHV車による公道実証を開始
徳島県でトヨタの水素エンジンHV車による公道実証を開始
徳島県とトヨタ自動車は2026年8月、ガソリンの代わりに水素を燃焼させて走行する水素エンジン搭載ハイブリッド車について、県内の公道を使った技術実証を進めている。実証では県内のホテル事業者や大学が業務用車両として使用し、燃費や走行距離、乗り心地などの情報を収集して実用性を検証する。[1]
実証車両は定員10人のトヨタ「ハイエース」を改造した1台で、水素から発電してモーターを動かす燃料電池車とは異なり、一般的なガソリン車と同様のエンジンで水素を燃焼させて走行する。トヨタは2021年に水素エンジン車を開発しており、今回の車両は1回の水素補充で約250kmを走行できるとしている。
徳島県での実証には県内の4ホテル事業者と徳島大学、四国大学が参加し、各参加者が車両を交代で業務に使用しながら走行データや利用者の声を集める。実証は7月上旬に始まり、12月22日までの約半年間を予定しており、徳島市にある東亜合成徳島工場で発生した水素を隣接する水素ステーションから供給する。
水素エンジンHV車実証の車両仕様と実施体制
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 実証車両 | トヨタ「ハイエース」を改造した定員10人の水素エンジン搭載HV車1台 |
| 走行距離 | 1回の水素補充で約250km |
| 参加者 | 徳島県内の4ホテル事業者、徳島大学、四国大学 |
| 実証期間 | 2026年7月上旬から12月22日までの約半年間を予定 |
| 水素供給 | 東亜合成徳島工場で食塩を電気分解する際に発生する水素を、隣接する水素ステーションから供給 |
Fuel Connect編集部の整理
今回の実証は、水素を燃料として既存のエンジン技術を利用する水素エンジンHV車を、ホテルや大学の業務利用を通じて公道で走行させ、燃費や走行距離などのデータを収集する取り組みとして位置づけられる。車両の運用条件、水素の補充方法、実際の走行距離といった情報を扱うため、社用車や送迎車などを管理する企業や車両管理部門が技術実証の内容を把握する際の参考となる。
徳島県内では、東亜合成徳島工場で発生した水素を隣接する水素ステーションから供給し、実証車両を複数のホテル事業者や大学が交代で使用する運用体制が組まれている。水素を利用する車両の導入や運行に関わる企業、燃料調達や車両管理を担当する実務者にとって、車両性能だけでなく供給拠点と利用現場を組み合わせた実証の構成を確認できる事例である。
References
- ^ 【読売新聞オンライン】. 「徳島県でトヨタの水素エンジンHV車による公道実証を開始」. https://www.yomiuri.co.jp/economy/20260808-GYT1T00328/.
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