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三菱電機がMEDCOM全株式取得で合意し欧州起点の交通事業基盤を強化

三菱電機がMEDCOM全株式取得で合意し欧州起点の交通事業基盤を強化

三菱電機は2026年8月7日、100%子会社のMitsubishi Electric Europe B.V.を通じてポーランドの鉄道車両用電機品メーカーMEDCOM Sp. z o.o.の株式を追加取得し、三菱電機グループとして全株式を取得することで合意したと発表した。株式取得は必要な規制当局の承認を前提としており、2026年度上期中の完了を見込んでいる。[1]

MEDCOMは1988年設立で、鉄道・都市交通車両向けの補助電源装置や推進制御装置などの電機品に加え、産業用パワーエレクトロニクス機器の設計、製造、販売、保守を手掛け、2026年6月時点の従業員数は約450人である。三菱電機は2016年にMEDCOMへ初めて出資し、MEDCOMは三菱電機製SiCパワーデバイスを活用した鉄道車両用電機品の開発と拡販を進めてきた。

三菱電機は全株式取得によって両社の経営資源を一体化し、意思決定の迅速化を通じて事業運営の効率化と競争力の強化を進め、欧州市場を起点としてグローバルで交通事業基盤を強化する方針である。今後はMEDCOMをコンポーネントやソリューションの開発・製造拠点として活用し、交通事業に加えて社会インフラ関連ビジネスの事業拡大を図るとしている。

MEDCOMの事業内容と三菱電機による株式取得の概要

項目 詳細
株式取得 三菱電機グループとしてMEDCOMの全株式を取得することで合意し、規制当局の承認を前提に2026年度上期中の完了を見込む
MEDCOMの事業 鉄道・都市交通車両用電機品や産業用パワーエレクトロニクス機器の設計、製造、販売、保守
設立・従業員数 1988年設立、2026年6月時点で約450人
三菱電機との関係 2016年に三菱電機が初出資し、三菱電機製SiCパワーデバイスを活用した鉄道車両用電機品の開発・拡販を進めてきた

Fuel Connect編集部の整理

今回の発表は、三菱電機が既に出資していたMEDCOMの株式を追加取得して完全子会社化する方針を示し、欧州市場を起点とした交通事業基盤の強化と事業運営の一体化を進める内容として位置づけられる。対象となる事業領域は鉄道・都市交通車両用電機品やパワーエレクトロニクス機器であり、MEDCOMを今後のコンポーネントやソリューションの開発・製造拠点として活用する方針も示されている。

鉄道・都市交通車両向けの電機品、社会インフラ関連ビジネス、パワーエレクトロニクス分野に関わる企業や、事業企画、調達、車両・設備管理を担当する読者にとって、三菱電機とMEDCOMの事業運営体制の変化を把握する材料となる。株式取得の完了は規制当局の承認を前提として2026年度上期中に予定されているため、現時点では合意済みで完了前の段階として整理する必要がある。

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References

  1. ^ 【LOGISTICS TODAY】. 「三菱電機がMEDCOM全株式取得で合意し欧州起点の交通事業基盤を強化」. https://www.logi-today.com/986867.

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