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NECが海中音波を解析するAI開発へ、潜水艦探知や海底資源探査などへの活用を想定
NECが海中音波を解析するAI開発へ、潜水艦探知や海底資源探査などへの活用を想定
NECは2026年8月18日、海中の音波情報をAIで解析し、海中の状況を従来より早く正確に把握することを目指す技術の開発を始めることが報じられた。防衛装備庁から受注した事業に基づく取り組みで、潜水艦の探知に加え、レアアースなどの海洋資源探査への活用も想定されている。[1]
海洋生物や海洋資源の探査では光や電波が遠くまで届きにくいため音波が利用される一方、波や航行する船などの音が雑音となり、専門知識や経験を持つ人が長時間をかけて解析する必要があった。NECが開発するAIでは大量の海中音波データを学習させ、音波情報から海中の状況を早く正確に把握できるようにする計画である。
開発にはOpenAIの生成AI「ChatGPT」やNECの生成AIなどで利用されている技術を活用し、NECが90年以上にわたり潜水艦などを探知するソナーの開発で蓄積してきた知見も用いる。AIが実用化された場合、船に搭載したセンサーが検知した音波の解析を通じて、潜水艦や海底資源の探査、気象予測に利用でき、将来的には高精度な地震予測に活用できる可能性もあるとされている。
海中音波解析AIで想定される技術と活用対象
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 解析対象 | 船などのセンサーで検知した海中の音波データ |
| 活用技術 | ChatGPTやNECの生成AIなどに利用される技術と、NECが90年以上にわたりソナー開発で蓄積した知見 |
| 想定用途 | 潜水艦の探知、レアアースなどの海底資源探査、気象予測 |
| 将来的な活用可能性 | 高精度な地震予測 |
Fuel Connect編集部の整理
今回の取り組みは、海中で取得した音波データをAIで解析し、潜水艦の探知だけでなく海底資源の探査や気象予測など複数の用途への利用を想定する技術開発として位置づけられる。現時点ではNECが開発を始める段階であり、海底資源探査や気象予測への利用は実用化後に想定される用途、地震予測については将来的な活用可能性として示されている。
海洋資源の探査や気象予測に関する情報を扱う企業・組織の担当者にとっては、海中音波データの解析にAIを利用する開発が進められていることを把握する際の情報となる。潜水艦探知、海底資源探査、気象予測、地震予測では実用化の段階や示されている範囲が異なるため、それぞれを現在の用途として一括して扱わず、開発計画と将来的な可能性を区別して確認する必要がある。
References
- ^ 【読売新聞】. 「NECが海中音波を解析するAI開発へ、潜水艦探知や海底資源探査などへの活用を想定」. https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/yomiuri/business/20260818-567-GYT1T00015.
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