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Woven Cityで旧東富士工場を研究開発拠点として活用
Woven Cityで旧東富士工場を研究開発拠点として活用
2026年8月20日3:01に配信された記事では、トヨタ自動車が手掛ける実証実験都市「Woven City」で、2020年に閉鎖された東富士工場の建物の一部を残し、製品やサービスの研究・開発を行う「インベンターガレージ」として活用している状況が紹介された。Woven Cityでは、車や電車などの移動手段だけでなく、トヨタが「心をも動かすすべてのもの」と定義するモビリティを対象に、さまざまな実証実験が進められている。[1]
インベンターガレージは、当初すべて取り壊す予定だった東富士工場の建物について、工場のアイデンティティを後世に残すという社員の提案を受け、一角を耐震補強したうえで研究・開発施設として利用している。建物内には工場稼働時の天井クレーンや床の傷、壁のオイル跡を残す一方、約200人を収容できるステージ、4つの会議室、宿泊施設、利用者同士が意見を交わせるラウンジなどが設けられている。
Woven Cityでは、製品やサービスを開発する「インベンターズ」と、試作品などを利用して意見を伝える住民・来訪者の「ウィーバーズ」をつなぐ「カケザン インベンション ハブ」が設けられ、試作段階から利用者の感想や意見を得る仕組みが採用されている。トヨタグループのほか日清食品、ダイキン工業、UCCジャパン、ダイドードリンコなどが実証実験に参加しており、敷地内の900台のカメラから得る映像をAIで把握・解析する取り組みや、事故リスクの軽減につなげる統合安全システムの構築も進められている。
東富士工場からWoven Cityへ至る3つの節目
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 1967年 | 後の東富士工場となる組み立て工場が完成し、この場所では半世紀あまりにわたり約752万台の車が生産された。 |
| 2020年 | 自動車生産を東北地方へ集約する方針に伴い、東富士工場が閉鎖された。 |
| 2025年 | 東富士工場の跡地がWoven Cityへと生まれ変わり、実証実験が始まった。 |
Fuel Connect編集部の整理
本記事は、旧東富士工場の建物を一部保存しながら研究・開発施設へ転用した経緯と、Woven Cityにおけるインベンターズとウィーバーズの関係、企業が参加する実証実験の仕組みをまとめた内容である。車両やモビリティに関わる製品・サービスの開発担当者にとっては、実際の利用者から試作段階で意見を得る運用や、研究施設と実証環境を組み合わせた取り組みを把握する材料となる。
Woven Cityでは、旧工場建物を活用した研究・開発、企業による製品やサービスの検証、900台のカメラ映像を用いたAI解析、事故リスクの軽減を目的とする統合安全システムの構築など、複数の取り組みが同じ都市内で進められている。自動車、車両管理、モビリティ関連サービス、施設運営などに携わる実務担当者は、Woven Cityで実施されている検証対象や利用者参加型の開発方法を確認する際の情報として整理できる。
References
- ^ 【FNNプライムオンライン】. 「Woven Cityで旧東富士工場を研究開発拠点として活用」. https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/fnn/business/fnn-1097757?fm=latestnews.
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