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ランドクルーザー70のアドブルーを自分で補充する方法
ランクル70を運転している際、アドブルー(ディーゼルエンジンの排気ガスを浄化するための高品位尿素水)の残量警告灯が点灯して焦ってしまった経験はないでしょうか。正しい手順で補充を行えば、エンジン始動不可という最悪の事態を防ぐことが可能です。
アドブルーが空になるとエンジンの再始動ができなくなるため、適切なタイミングで自分で補充できる知識を押さえておきたいところです。ディーラーに頼らず自分で補充すれば、工賃を節約しながら警告灯が点灯した際に、すぐ対処できます。
この記事では、ランクル70のアドブルーを自分で補充する具体的な手順に加え、タンクを守る対策や凍結時の仕様まで詳しく解説します。維持費を節約しつつ安全に乗り続けたい方は、ぜひ参考にしてください。
ランクル70のアドブルーを自分で補充する手順
アドブルーが空になるとエンジンの再始動ができなくなるため、適切なタイミングで補充を行う必要があります。自分で補充するための主なステップは、以下の通りです。
- タンク容量と消費ペースを把握する
- ネット通販でアドブルーを準備する
- アドブルーの腐食・異物混入に注意して注入する
ここでは、ランクル70(GDJ76)で自分で安全かつ安価にアドブルーを補充するための3つのステップを、順番に解説します。
タンク容量と消費ペースを把握する
まずは、愛車のタンク容量と消費ペースを正確に把握しておくことが基本です。トヨタ公式FAQの消費量情報(500kmで1L、満タンから約10,000kmで空)から計算すると、ランクル70(GDJ76)のアドブルータンク容量は約20Lとなります。
トヨタ自動車の公式WEBサイトでは、ランドクルーザー70のアドブルー消費ペースについて、次のように説明しています。
約500km走行すると、尿素水を 1L 消費いたします。通常、満タン状態から 約10,000km 走行すると、尿素水の残量がなくなります。
出典:トヨタ自動車WEBサイト AdBlueの消費量と満タン時の走行可能距離の目安
また、警告灯は段階的に点灯する仕様です。走行可能距離が2,400kmを切ると警告灯が点灯し、800kmを切るとマスターウォーニングとブザーが作動するため、長距離を走る場合はこまめな残量確認が欠かせません。
消費量と走行距離の目安は、以下の通りです。
| アドブルー消費量 | 走行距離の目安 |
|---|---|
| 1L | 約500km |
| 満タン(約20L) | 約10,000km |
悪路走行時や走行条件によって消費ペースは変動するため、表の数値を目安としつつ、早めの補充を心がけることが安心して長距離を走るための鍵となります。
ネット通販でアドブルーを準備する
警告灯が点灯してからディーラーに駆け込むと、工賃を含めて費用が割高になる傾向にあります。維持費を抑えるなら、ネット通販で箱買いしておく方法が効果的です。
なお、トヨタは緊急時以外は全国のトヨタ販売店での補充を推奨しています。自分で補充する場合は、必ず品質規格「ISO 22241-1」に準拠した製品を使用してください。
規格外品を使用するとシステムトラブルの原因になりえるため、パッケージ記載の規格表示を必ず確認してから購入する習慣をつけておきましょう。
自分で補充するメリットは、以下の通りです。
- ディーラーでの作業工賃を節約できる
- 警告灯が点灯しても自宅ですぐに対処できる
- 長距離ドライブ前の不安を解消できる
ランドクルーザー70の維持管理において、アドブルーの常備は有効な対策です。購入時はISO 22241-1準拠品であることを必ず確認するほか、保管は密閉容器に入れて冷暗所・換気の良い場所で行ってください。
アドブルーの腐食・異物混入に注意して注入する
準備ができたら、実際に車両へ注入する段階です。補給口は左フロントフェンダー(助手席側)にあるため、作業前に取扱説明書を確認し、平坦な場所でエンジンスイッチをOFFにしてから作業を始めてください。
作業時の注意点は、以下の通りです。
- アドブルー補充用のノズル(市販の補充ノズル)を使って少しずつ注ぐ
- 補給口は必要量を補充し(冬季は膨張を考慮して満タンを避ける)、キャップをカチッと音がするまで閉める
- ボディや塗装部分にこぼさないよう注意する
- 万が一こぼれた場合はすぐに水で洗い流す
- 異物の混入を防ぐため、補給口の周囲を清潔に保つ
アドブルーは鉄・銅・アルミ等の金属を腐食させる性質があるため、塗装部品への付着は損傷の原因となります。また、異物が混入するとシステム故障につながる恐れもあるため、周囲の部品に悪影響を与えないよう、慎重な作業を心がけてください。
ランクル70のアドブルータンクを守る対策
再再販されたランドクルーザー70では、悪路走行時にアドブルーのタンクを物理的なダメージから保護する工夫が求められます。
主な対策ポイントは、以下の通りです。
| 対策ポイント | 説明 |
|---|---|
| 補給口・タンク位置の把握 | 位置の詳細は下記H3を参照。底打ちや衝撃による接触リスクがある |
| 社外ガードの装着 | オフロード走行時の破損リスクを軽減する社外品が販売されている(適合・車検は販売店へ確認) |
タンクの破損は高額な修理費用につながる恐れがあるため、悪路走行を想定する場合は事前にリスクを把握しておくのが無難です。
補給口とタンクの位置を把握する
アドブルーの補給口(インレット)は、ランドクルーザー70(国内仕様・右ハンドル車)では左フロントフェンダー(助手席側)に設置されています。補充作業の際はこの位置を確認してから作業を始めてください。
タンク本体は、トランスミッション横(車体中央部)に配置されていると考えられています。このため悪路走行時は、車体下面への衝撃により、タンクが影響を受ける可能性があります(タンク本体位置の詳細は、販売店への確認を推奨します)。
具体的な接触リスクは、以下の通りです。
- わだちの深い道での底擦り
- 跳ね上げた石による打撃
- 段差を乗り越える際の衝撃
タンクが破損して中の液体が漏れ出すと、エンジンが再始動できなくなる恐れがあります。日常的な運転でも、駐車場の輪止めなどによる下からの衝撃に注意が必要です。
オフロード走行時は社外ガードを装着する
悪路を走行する機会が多い方は、社外の保護パーツを取り付ける対策が候補のひとつです。金属製の頑丈なプレートで車体下面を覆うことによって、外部からの衝撃を軽減する仕組みです。
ガードパーツを導入する主なメリットは、以下の通りです。
- 障害物への接触による破損リスクを低減できる
- 高額な修理費用が発生するリスクを抑えられる
- オフロード走行時の安心感が増す
社外ガードはさまざまな製品が販売されています。ただし、適合・保証・車検への影響・取り付け可否については、販売元や販売店で必ず確認してください。
自身の走行環境と車両の状態を踏まえた上で、過剰投資にならないよう、車両条件に合った適切な保護対策を選択してください。
ランクル70のアドブルーに関するよくある質問
アドブルーが完全に空になるとどうなりますか?
エンジンが稼働している間は問題ありませんが、残量が空のときの挙動についてトヨタ公式FAQでは、次のように説明しています。
走行中に尿素水がなくなってもエンジンを切らなければ継続走行できます。ただし、エンジンを止めた場合、再始動できなくなります
出典:トヨタ自動車WEBサイト AdBlue残量がなくなった場合のエンジンの挙動
完全に空の状態でエンジンを停止すると再始動できなくなります。この場合は必要量のアドブルーを補充したうえでエンジンを始動し、改善しない場合は販売店へご相談ください。
アドブルーが凍結した場合はどうすればいいですか?
凍結温度の約-11℃を下回ってアドブルーが凍結しても、燃料が凍結していない限りはエンジンを始動して走行可能です。エンジンが始動すると車両のポンプ内のヒーターが作動し、走行中に自動で解凍される仕組みです。
つまり、アドブルーが凍結した場合にユーザーが特別な対処をする必要はなく、エンジンを始動すれば自動で解凍されます。
補給口のイタズラを防止するパーツはありますか?
まずは純正状態の補給口位置(左フロントフェンダー・助手席側)を確認し、不安がある場合は販売店に相談することを推奨します。ボンネット内への移設といった社外カスタムパーツが販売されている場合もありますが、適合・保証・車検への影響・取り付け可否については、必ず販売元や販売店で確認してください。
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