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CHAEVIが米カリフォルニアでEV超急速充電インフラ整備へSPTと提携し2030年までに3000基超の設置を目指す

CHAEVIが米カリフォルニア州でEV超急速充電インフラ整備に向けSPTと協業を発表

韓国の充電ソリューション企業であるCHAEVIは2026年4月10日、アメリカのカリフォルニア州において、クリーンエネルギー事業を展開するSPTとEV超急速充電インフラの整備および統合エネルギーソリューションの提供で協力すると発表した。両社はリバーサイド市を拠点として事業を開始し、2026年中に100基超の充電器を設置するほか、2030年までに累計3000基以上の展開を目指す計画を策定している。[1]

協業先のSPTは太陽光発電やエネルギー貯蔵システムを専門とする企業グループであり、現在はリバーサイド市内において太陽光発電とEV充電を組み合わせた複合エネルギーハブの用地承認手続きを進めている。CHAEVIは自社製品が米国の「懸念対象外国団体(FEOC)」規定の規制対象に含まれない点を強みとして、政府の補助金プログラムや税制優遇を活用しながら全米の高速道路網へ事業を拡大する方針である。

具体的なロードマップでは、2027年から2028年にかけて主要高速道路沿いへ水素とEVの複合エネルギーステーションを30カ所整備し、累計500基の充電インフラ達成を目標に掲げている。さらに2029年以降は米連邦インフラ投資法を基盤として、ロングビーチ港やロサンゼルス港といった物流拠点向けに、電動貨物トラック用の充電クラスターや再生可能エネルギー連携型の充電所を拡充していく予定だ。

CHAEVIによる米国カリフォルニア州での充電インフラ導入計画と目標数値

実施時期 導入目標および事業内容
2026年 カリフォルニア州内に100基超の超急速充電器を設置し、州政府の補助金プログラムと連動した展開を開始する。
2027年〜2028年 主要高速道路沿いに水素・EV複合エネルギーステーションを30カ所整備し、設置台数を累計500基まで拡大する。
2029年〜2030年 米連邦インフラ投資法に基づき、港湾向け充電クラスターを含めた全米展開を進め、累計3000基超の設置を目指す。
主要拠点・提携先 リバーサイド市の米国法人拠点を足掛かりとし、クリーンエネルギー企業グループのSPTと共同で事業を推進する。

Fuel Connect編集部の整理

本事案は韓国の充電インフラ企業が米国の法規制を背景とした優位性を活かし、現地のクリーンエネルギー企業と連携して北米市場での基盤構築を図る動きとして整理できる。北米での車両電動化を検討する物流事業者やフリート管理者にとっては、超急速充電器の設置予定だけでなく、太陽光や蓄電池を組み合わせたエネルギー自立型インフラの整備動向を把握する上で重要な指標となる。

特にロングビーチ港やロサンゼルス港といった主要港湾における電動貨物トラック向け充電クラスターの整備計画は、広域輸送における脱炭素化の進展を予測する材料となり得る。エネルギー調達や環境インフラ投資に携わる実務担当者は、米国政府の補助金政策と連動した充電網の拡充ペースを注視することで、現地での事業展開や車両導入計画の妥当性を客観的に判断することが可能である。

References

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