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カヤバが日本初のEVトラックベース電動駆動式コンクリートミキサー車を発表しジャパントラックショーに出品
カヤバが国内初となるEVトラックベースの電動駆動式コンクリートミキサー車を発表
ミキサー車の国内最大手メーカーであるカヤバは、2026年4月13日に三菱ふそうの小型EVトラック「eキャンター」をベースとした日本初となる電動駆動式コンクリートミキサー車のコンセプトモデルを公開した。この車両には新たに開発された電動化ミキサシステムが搭載されており、走行から生コンクリートの投入、撹拌、排出に至るまでの全工程を電気エネルギーのみで賄うフル電動化を実現している。[1]
従来のディーゼル車ベースのミキサー車ではドラムを駆動するためにエンジンから動力を取り出すPTO装置を必要としていたが、本車両はEVトラックの高電圧バッテリーで直接駆動する方式を採用している。この電動駆動化により運用時の二酸化炭素排出量をゼロに抑えることが可能となり、騒音の低減や駆動部の油圧システム廃止による車両の軽量化も同時に達成されている。
今回発表されたコンセプトモデルは混合容量1.2立方メートルのミキサ装置を組み合わせており、2026年5月14日からパシフィコ横浜で開催されるジャパントラックショー2026への出品が予定されている。ドラム制御には専用のECUやインバータが用いられており、油圧関連部品の削減によって作動油の使用量を従来比で約87パーセント削減するなど環境負荷の低減が図られている。
電動駆動式コンクリートミキサー車コンセプトモデルの主な仕様と特徴
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| ベース車両 | 三菱ふそう eキャンター(2020年モデル) |
| ミキサ装置 | MR12(混合容量1.2立方メートル) |
| 駆動方式 | 高電圧バッテリーによる電動モータ駆動(PTOレス) |
| 油量削減率 | 現行ミキサ車比で約87パーセント削減 |
| 展示予定 | ジャパントラックショー2026(2026年5月14日〜16日) |
Fuel Connect編集部の整理
本発表は建設現場における脱炭素化を推進する上で重要な技術的進展であり、特に排出ガス規制や騒音対策が厳格に求められる都市部の施工に従事する物流業者にとって関心の高い内容となっている。EVトラックの普及に伴い架装部分の電動化は不可避な流れであり、ミキサー車特有の動力伝達機構を電気駆動へ置き換える具体的な仕様が提示されたことは実務的な機材選定の指標となる。
車両管理部門や燃料調達を担当する実務者にとっては、従来の軽油供給体制から電気充電インフラへの移行を見据えた長期的な車両導入計画を検討する際の有力な基礎情報として機能する。油圧システムの電動化によるメンテナンス箇所の変化や軽量化に伴う積載効率への影響など、運搬業務の経済性に直結する要素が含まれているため、展示会での詳細なスペック確認が推奨される。
References
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