News

カリフォルニア州自動運転試験でウェイモの走行距離が前年比2.5倍の1162万キロに到達

米カリフォルニア州の自動運転走行試験でウェイモの走行距離が前年比2.5倍に増加

2026年4月15日の発表によると、米カリフォルニア州で実施された2025年(2024年12月から2025年11月)の自動運転公道走行試験において、米アルファベット傘下のウェイモが約1162万キロメートルを記録した。この走行距離は前年実績と比較して2.5倍に達しており、同州で試験を行う2位以下の計17社による合計走行距離を単独で上回る規模となっている。[1]

走行試験の距離において2位となったのは米アマゾン・ドット・コム傘下のズークスであり、同社はロボタクシーサービスの商用化に向けた取り組みを加速させている。カリフォルニア州の公道における無人走行の総距離は有人走行の距離を上回る結果となり、自動運転技術の実装段階が新たな局面を迎えたことを示している。

ウェイモは東京でのロボタクシー展開に意欲を示すほか、高速道路での時速105キロメートル走行やレベル3の実証実験を視野に入れるなど活動範囲を広げている。一方で他の競合企業との距離の差は拡大しており、特定の事業者が試験実績において突出する独走状態が鮮明になっている。

2025年カリフォルニア州自動運転公道走行試験の主要企業別実績

企業名 2025年走行距離(2024年12月〜2025年11月)
ウェイモ(米アルファベット傘下) 約1162万キロメートル(前年比2.5倍)
ズークス(米アマゾン・ドット・コム傘下) 走行距離ランキング2位
2位以下の計17社合計 ウェイモ単独の走行距離を下回る規模

Fuel Connect編集部の整理

北米市場における自動運転技術の公道試験データは、将来的な商用サービスの展開や車両管理システムの高度化を検討する国内外の自動車関連企業にとって極めて重要な指標となる。特にウェイモが示す圧倒的な試験距離の伸長は、無人走行技術の信頼性向上と運用の効率化が特定のプラットフォームにおいて加速している実態を浮き彫りにしている。

日本国内でもロボタクシーの実証実験や高速道路でのレベル3活用が検討されていることから、海外での先行事例と走行実績の推移を把握することは事業計画の策定において有用である。自動運転車両の導入を検討する物流事業者やフリート管理者は、こうした各社の開発進捗を技術的な安定性やサービス普及の可能性を判断する材料として注視する必要がある。

References

アドブルーの関連コラム