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テクノファームけいはんなで壁面設置型カルコパイライト太陽電池の実証へ
テクノファームけいはんなで壁面設置型カルコパイライト太陽電池の実証へ
2026年5月27日、東急不動産とGreen Factory TFKは、京都府木津川市の人工光型植物工場「テクノファームけいはんな」で、PXP製のフレキシブル薄膜太陽電池「カルコパイライト太陽電池」を建物壁面に設置する実証実験に取り組むと発表した。PXP調べでは、カルコパイライト太陽電池が建物壁面に設置される国内初の事例とされている[1]
テクノファームけいはんなは再エネ100%で運営される人工光型植物工場であり、温湿度、CO2、光量などを常時センシングし、1日約3万株のレタスを生産する施設として説明されている。東急不動産とGreen Factory TFKは、同施設を「次世代グリーン技術実証拠点」と位置づけ、敷地内へのカーポート型太陽光発電設備の導入と電力の自家消費も進めるとしている。
東急不動産は、屋根へのパネル設置が難しい荷重制限のある施設に対し、壁面を再エネ発電設備の設置対象とすることで、オンサイトでの再エネ導入の拡大を図るとしている。カルコパイライト太陽電池については、従来の太陽光パネルと比較して1/10の軽量化を実現し、曲面や垂直壁面などにも設置できる点が示されている。
実証対象施設と導入設備の主な内容
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 実証場所 | 京都府木津川市の人工光型植物工場「テクノファームけいはんな」 |
| 導入する太陽電池 | PXP製のフレキシブル薄膜太陽電池「カルコパイライト太陽電池」 |
| 設置箇所 | 既設建物の壁面 |
| 関連設備 | 敷地内にカーポート型太陽光発電設備を導入し、電力の自家消費を進める計画 |
| 施設の生産規模 | 1日約3万株のレタスを生産する完全人工光型の植物工場 |
Fuel Connect編集部の整理
本件は、太陽光発電設備の設置場所を屋根上だけでなく建物壁面にも広げる実証として整理でき、荷重制限のある既設施設における再エネ導入手法に関する発表である。対象施設が人工光型植物工場であるため、エネルギー利用量の大きい施設運営とオンサイト発電設備の組み合わせを把握する材料となる。
企業の施設管理、工場運営、エネルギー調達、建物設備の担当者にとっては、壁面設置型の薄膜太陽電池とカーポート型太陽光発電設備を同一施設で扱う事例として確認しておく内容である。物流施設、食品関連施設、車両を扱う拠点などで太陽光発電の設置余地を検討する読者にとっても、設置場所、電力の自家消費、BCP強化という観点で関係する情報である。
References
- ^ 【時事ドットコム】. 「テクノファームけいはんなで建物壁面へのカルコパイライト太陽電池実証を発表」. https://www.jiji.com/jc/article?k=000000702.000006953&g=prt.
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