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T2がレベル2自動運転トラックで関東から関西間の高速道路本線500kmを完走
T2がレベル2自動運転トラックで関東から関西間の高速道路本線約500kmを完走
自動運転技術を開発するT2は2026年4月15日,自社開発したレベル2自動運転トラックを用い,関東と関西を結ぶ約500kmの高速道路本線においてドライバーによるハンドル操作を行わない自動運転での完走に成功したと発表した。今回の実証走行は2026年3月に実施され,神奈川県の東名高速道路綾瀬スマートインターチェンジから兵庫県の山陽自動車道神戸西インターチェンジまでの区間を対象として走行が行われた。[1]
同社が新たに開発した技術は路上工事の標識やパイロンなどの設置物を車載センサーで迅速に認知する機能を備えており,一部車線が急きょ閉鎖された場合でも最適なタイミングで車線変更を行うことが可能となっている。また最高速度が一時的に制限される区間においても車載センサーが制限標識を正確に認識することで,周囲の交通環境に合わせた円滑な加減速による走行を実現している。
ジャンクションやインターチェンジで合流してくる他車両に対して減速して道を譲る機能も組み込まれており,路面に傾斜がある環境下においても車線に追従して走行する性能が従来よりも向上していることが示された。T2は今後レベル4自動運転を見据え,料金所の通過や料金所から切り替え拠点までの一般道走行を可能にするための技術開発を継続し,自動運転の維持区間をさらに拡大していく方針である。
自動運転トラックの実証走行における主な実施内容と技術的特徴
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 走行区間 | 東名高速道路/綾瀬スマートIC 〜 山陽自動車道/神戸西IC(約500km) |
| 自動運転レベル | レベル2(自社開発の自動運転トラックを使用) |
| 認知対象 | 工事用標識、パイロン、速度制限標識、合流車両 |
| 走行制御 | 車線変更の推測・実行、円滑な加減速、合流時の譲り走行、車線追従 |
| 今後の計画 | 料金所通過技術の開発、一般道を含む切り替え拠点までの走行区間拡大 |
Fuel Connect編集部の整理
今回の実証成功は長距離幹線輸送における自動運転技術の適応範囲が本線の巡航だけでなく,突発的な道路工事や他車両との合流といった動的な変化に対応できる段階に達したことを示す客観的な事実である。物流業界においてドライバー不足が深刻化する中で,関東から関西という主要な物流ルートでの自動運転継続走行は,将来的な輸送効率の向上や運行管理の自動化を検討する運送事業者にとって重要な指標となる。
実務においては車両の整備拠点や有人運転への切り替え拠点の整備も並行して進められており,技術面だけでなく物理的なインフラ構築を含めた物流ネットワークの全体像を把握しておくことが関連企業には求められる。特に高速道路を利用した長距離輸送を主力とする物流部門の担当者や,車両の自動運転化に伴う燃料消費効率の変化を注視する管理実務者にとって,本線以外の一般道対応への進捗は次段階の計画策定に有用な情報となる。
References
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