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ロボトラックと豊田通商ら5社が静岡と愛知県間で自動運転セミトレーラの公道走行実証を完了
ロボトラックなど5社が静岡から愛知県間で自動運転セミトレーラの公道走行実証を実施
自動運転システムを開発するロボトラックは2026年4月15日に、豊田通商、大塚倉庫、西濃運輸、福山通運と連携して2月に実施した自動運転セミトレーラの公道走行実証の結果を公開した。今回の実証は静岡市の物流拠点から愛知県日進市の物流拠点までのルートで行われ、新静岡インターチェンジから東名三好インターチェンジの間において自動運転走行による検証が実施された。[1]
実証走行は2月に数回に分けて行われて総走行距離は約4400kmに及び、トンネル内走行や逆光下での視認性、高速道路本線への合流など高度な判断が求められる状況下で安定的な走行を実現している。セミトレーラの自動運転において技術的ハードルとされる操舵の複雑性や車線変更時の安定制御についても検証が行われ、制御誤差が基準値内に抑制されていることが確認された。
本事業は国土交通省による自動運転トラックの幹線輸送の社会実装に向けた実証事業に採択されており、5社で構成されるコンソーシアムが経費の一部の補助を受けて運用している。ロボトラックは今後も各連携企業とともに実証走行を継続して実施する方針を掲げており、自動運転トラックを活用した物流拠点間の幹線輸送サービスの提供を目指す意向である。
自動運転セミトレーラの公道走行実証における実施概要と検証結果
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 実証期間と走行距離 | 2月に数回実施し総走行距離は約4400kmに到達 |
| 走行ルート | 静岡市の物流拠点から愛知県日進市の物流拠点(高速区間は新静岡ICから東名三好IC) |
| 検証された走行シナリオ | トンネル内走行、逆光下でのセンサー視認性、高速道路本線への合流判断 |
| 技術的検証項目 | セミトレーラ特有の操舵複雑性への対応および車線変更時の安定制御 |
Fuel Connect編集部の整理
本実証は物流業界が直面する2024年問題への対応策として期待される自動運転技術の社会実装に向けた一環であり、幹線輸送の効率化を目指す荷主企業や配送事業者の動向を把握する上で重要な指標となる。特に長距離輸送を担うトラック運送事業者や車両管理を担当する実務者にとっては、技術的な安定性や公道における走行実績が今後のサービス導入の検討材料として活用可能である。
自動運転セミトレーラの運用は車両制御の難易度が高い領域であるため、今回の実証で得られた制御誤差のデータや特殊な走行環境下での安定性は車両開発側のみならずインフラ整備側の実務者にも影響を与える。今後予定されている継続的な実証走行を通じて幹線輸送サービスの具体的な提供時期や運用体制が明確化されることは、燃料調達や運行計画の策定に関わる担当者にとっても注視すべき要素である。
References
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