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JALFARMで太陽光と蓄電池を活用した夏イチゴ栽培の実証

JALFARMで太陽光と蓄電池を活用した夏イチゴ栽培の実証

パワーエックスは2026年8月31日、日本航空およびJAL Agriportと進めるカーボンゼロ農業モデルの実証実験で、JALグループの農園「JAL FARM」に導入した蓄電池システムの稼働後初となる夏イチゴの収穫に成功したと発表した。同実証では、ハウス空調に必要な電力を太陽光発電設備と蓄電池から供給し、太陽光で発電した電力を農園内で活用する運用を行っている。[1]

JAL FARMには定格出力93.24kWの営農型太陽光発電設備と容量358kWhの中型産業用蓄電池システム「PowerX Cube」が導入され、2025年12月から稼働している。エネルギー管理システム「PowerOS」による遠隔監視を通じて、太陽光発電の直接給電と余剰電力の蓄電、電力使用ピーク時間帯の放電を組み合わせている。

空調需要が高まる2026年6〜7月の2カ月間には、農園で使用した電力の約6割を再生可能エネルギーで賄い、7月の購入電力を約1万1500kWh削減した。パワーエックス、日本航空、JAL Agriportの3社は、蓄電システム制御の最適化や太陽光の自家消費率向上を進め、施設園芸の需要変動を踏まえた蓄電池の活用モデルを構築するとしている。

JALFARM実証で導入した設備と運用実績

項目 詳細
営農型太陽光発電設備 定格出力93.24kW
蓄電池システム PowerX Cube、容量358kWh
稼働開始 2025年12月
再生可能エネルギー比率 2026年6〜7月の農園使用電力の約6割
7月の購入電力削減量 約1万1500kWh
7月の電気料金削減額 月あたり約28万円相当
CO2排出削減量 約4.9t相当

Fuel Connect編集部の整理

今回の発表は、農業施設において太陽光発電設備と蓄電池を組み合わせ、空調を含む電力需要の一部を再生可能エネルギーで賄った実証結果を整理した内容である。設備容量、再生可能エネルギーによる電力供給比率、購入電力削減量などが示されており、施設内での電力利用と蓄電池制御の運用実績を把握できる。

太陽光発電設備や蓄電池の導入、エネルギー管理、施設の電力使用量を扱う企業や担当者にとって、発電電力の自家消費とピーク時間帯の放電を組み合わせた運用事例として確認できる情報である。施設園芸に関わる事業者に加え、電力調達や設備運用を担当する実務者が、使用電力と蓄電設備の関係を整理する際に参照できる内容である。

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References

  1. ^ 日経BP. 「JALFARMで太陽光と蓄電池を活用した夏イチゴ栽培の実証」. https://project.nikkeibp.co.jp/ms/atcl/19/news/00001/06047/?ST=msb.

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