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USDCの量子耐性移行は37のメインネットと関連事業者の連携が前提

USDCの量子耐性移行は37のメインネットと関連事業者の連携が前提

2026年9月3日5時53分公開の記事で、CircleはUSDCを量子コンピューティングに対してより耐性のあるモデルへ移行するには、37のメインネットに加え、ウォレット、カストディアン、ブリッジ、ユーザーアカウント間の調整が必要だとする考えを示した。同社は8月31日、開発者に暗号技術の把握、ベンダー依存関係の特定、鍵のローテーションへの準備を求めた。[1]

Circleによると、自社が管理するインフラを保護するだけではUSDC全体への対応にはならず、顧客の秘密鍵交換、カストディアンの署名基盤の変更、Ethereum、Solana、XRP Ledgerなどの署名ルール変更を同社単独で実施することはできない。同社は管理下のレイヤーでは対応し、対応ネットワーク上でコントラクト権限を行使できるとしている。

CircleはArcについてポスト量子対応をより直接的に設計する環境になり得ると説明する一方、Arcでの対応だけでUSDCが流通する他のすべてのネットワークに耐性が及ぶわけではなく、Arcのトランザクションに使用する最終的なポスト量子署名も未選定としている。USDCは異なる署名方式やガバナンスモデルを持つ複数のホストネットワークで利用されているため、同社は移行全体を単一の期限で示すことはできないとしている。

USDC量子移行でCircleが示した対象範囲と対応事項

項目 詳細
移行対象 37のメインネットに加え、ウォレット、カストディアン、ブリッジ、ユーザーアカウント間の調整が必要とされている
開発者向け対応 暗号技術の把握、ベンダー依存関係の特定、鍵のローテーションへの準備を求めている
Circle単独で変更できない領域 顧客の秘密鍵、カストディアンの署名基盤、Ethereum、Solana、XRP Ledgerなどのネットワークの署名ルール
Arcの状況 ポスト量子対応を直接設計する環境になり得るが、最終的なポスト量子署名は未選定とされている

Fuel Connect編集部の整理

今回の内容は、USDCの量子コンピューティング対応をCircle単体のシステム変更として扱うのではなく、複数のブロックチェーン、ウォレット、カストディアン、ブリッジ、ユーザーアカウントを含む移行範囲として整理したものである。37のメインネットにまたがるUSDCの運用構造と、各レイヤーで変更可能な範囲が異なる点を把握するための情報として位置づけられる。

USDCを扱うシステムの開発者や、ウォレット、カストディ、ブリッジ、ブロックチェーン基盤に関係する事業者にとっては、Circleが示した暗号技術の把握、依存関係の特定、鍵のローテーション準備という対象範囲を確認する材料となる。暗号資産を決済や業務システムで取り扱う企業の担当者にとっても、USDCの対応が単一事業者だけでは完結しない構造として説明されている点を把握する用途がある。

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References

  1. ^ 【PortalCripto】. 「Circle warns that the USDC quantum migration depends on 37 networks」. https://portalcripto.com.br/ja/circle-warns-that-the-usdc-quantum-migration-depends-on-37-networks-02-09-2026-21-19.

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