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ラオスで第2サバン風力発電所495MWを開発へ、投資総額約7億6800万USDで2028年末までの商業運転を計画

ラオスで第2サバン風力発電所の開発を計画、投資総額は約7億6800万USD

2026年10月12日、ベトナムの複合企業T&Tグループが投資・貿易会社ビナコムと、ラオスのサワンナケート県ノン郡における第2サバン風力発電所の開発と運営について協力覚書(MoU)を締結したことが報じられた。発電所の計画出力は495MW、投資総額は約7億6800万USDで、2028年12月31日までの商業運転開始とベトナムへの電力供給を予定している。[1]

第2サバン風力発電所は、ベトナムとラオスの両政府が2026年に定めた協力協定・計画において、建設と商業運転に向けた支援対象事業に位置付けられており、ベトナムの第8期電力計画の修正計画にも沿った事業である。ベトナムは同計画で、2030年までにラオスからの電力輸入容量を9360~1万2100MWへ拡大する方針を掲げている。

T&Tグループはラオスで出力495MWの第1サバン風力発電所も展開しており、300MWを対象とする第1期設備は2025年12月末に商業運転を開始している。第2サバン風力発電所の開発では既存の送電設備や事業実績を利用して開発期間の短縮を図り、両発電所の計画設備が稼働した場合、ラオスにおける同グループの風力発電容量は合計約1GWとなる。

第1・第2サバン風力発電所の設備容量と事業計画

項目 詳細
第2サバン風力発電所の所在地 ラオス・サワンナケート県ノン郡
第2サバン風力発電所の計画出力 495MW
第2サバン風力発電所の投資総額 約7億6800万USD(約1200億円)
開発・運営に関する協力先 T&Tグループ、ビナコム
第2サバン風力発電所の商業運転開始目標 2028年12月31日まで
電力供給先 ベトナム
第1サバン風力発電所の出力 495MW(第1期300MWは2025年12月末に商業運転開始)
第1サバン風力発電所の第1期資金調達 軍隊銀行(MBB)が主幹事を担当
両発電所の計画設備稼働時の合計出力 約1GW
ベトナムの2030年電力輸入容量方針 ラオスから9360~1万2100MW

Fuel Connect編集部の整理

第2サバン風力発電所の開発計画は、ラオス国内の風力発電設備を利用したベトナム向け電力供給事業であり、2026年の両国政府の協力枠組みと、ベトナムが2030年までに設定したラオスからの電力輸入容量に関する方針に位置付けられる。エネルギー事業者、電力調達担当者、発電設備の開発・運営に携わる企業にとっては、計画出力、投資規模、商業運転開始目標、送電先を把握するための情報となる。

T&Tグループによるラオスでの風力発電事業は、第1サバン風力発電所の一部設備が既に商業運転を開始している段階にあり、第2サバン風力発電所では既存の送電設備と事業実績を活用する開発方針が示されている。発電設備の建設・保守、送電インフラ、企業の電力調達などに関係する実務担当者が事業内容を整理する際には、稼働済みの300MWと今後の開発・稼働が計画されている設備を区別し、計画上の合計容量約1GWと現在の商業運転状況を分けて把握することができる。

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References

  1. ^ VIETJOベトナムニュース. 「T&Tグループによるラオス第2サバン風力発電所の開発計画」. https://www.viet-jo.com/news/economy/261009115638.html.

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