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ARKがアイアンビック上場初日に約118万株取得、リカージョンも約423万株買い増しでAI創薬2社に投資
ARKがAI創薬企業2社の株式を取得、アイアンビック上場初日にリカージョンも買い増し
キャシー・ウッド氏が率いるARK Investは2026年10月15日、同日に株式上場したAI創薬企業アイアンビック・セラピューティクス(IAM)と、既に投資しているリカージョン・ファーマシューティカルズ(RXRX)の株式を取得した。取得株数は合計約541万株で、アイアンビックの公開価格とリカージョンの当日終値に基づく買付額は計約3,660万ドルと算出されている。[1]
ARKゲノム革命ETF(ARKG)はアイアンビック株を上場初日に約118万株取得して初めて組み入れ、リカージョン株についてはARKイノベーションETF(ARKK)とARKGを通じて約423万株を追加取得した。アイアンビックの初日終値は公開価格16ドルを上回る18.91ドルとなり、リカージョンの株価は10月15日に4.16ドルで取引を終えた後、翌16日には3.46ドルとなった。
アイアンビックはNVIDIAとの共同開発による分子構造予測AIなどを創薬に利用し、がん治療薬候補IAM1363の第1/1b相臨床試験を進める一方、リカージョンはNVIDIAから2023年に5,000万ドルの出資を受け、AIモデルの開発に取り組んでいる。10月16日時点のARKGではアイアンビック、リカージョン、アブサイ、シュレーディンガーのAI創薬関連4銘柄が保有資産の1割強を占めており、同じ週には一部の診断・検査関連銘柄の売却も行われた。
アイアンビックとリカージョンの買付規模およびAI創薬事業の比較
| 比較項目 | アイアンビック(IAM) | リカージョン(RXRX) |
|---|---|---|
| 2026年10月15日の取得株数 | 約118万株 | 約423万株 |
| 概算買付額 | 約1,900万ドル | 約1,760万ドル |
| 買付を行ったETF | ARKG | ARKK、ARKG |
| 10月15日の株価 | 公開価格16ドル、終値18.91ドル | 終値4.16ドル |
| NVIDIAとの関係 | 複数年の協業により生成AI「NeuralPLexer」を共同開発 | 2023年に5,000万ドルの出資を受け、AIモデルの開発などで連携 |
| 主な創薬関連技術 | AIによる分子構造予測と自動化した化学・生物実験 | 生物・化学データを用いたAIモデルとスーパーコンピューター「BioHive-2」 |
| 開発・事業の状況 | IAM1363の第1/1b相臨床試験を実施中。IAM217は2026年9月30日に治験申請を提出 | 細胞画像を学習した基盤モデル「Phenom」の一部をNVIDIAのBioNeMoで提供 |
Fuel Connect編集部の整理
今回の株式取得は、ARK InvestがNVIDIAとの技術的な関係を持つAI創薬企業2社に同じ日に投資した動きと、ARKGにおける創薬関連銘柄および診断・検査関連銘柄の保有状況を整理する事例として位置づけられる。AIを活用する研究開発分野やヘルスケア関連企業の動向を把握する企業の経営企画担当者、投資調査担当者、技術開発担当者にとって、投資対象企業の事業内容と資金配分を確認するための情報である。
アイアンビックではIAM1363の臨床試験が進められ、IAM217の治験申請が提出済みである一方、IAM-C1については2026年内の治験申請、IAM1363については早ければ2027年の承認申請に向けた試験開始が計画されており、実施済みの手続きと今後の計画を区別して把握する必要がある。製薬企業の研究開発担当者、AI関連技術の事業開発担当者、ライフサイエンス領域の投資調査担当者に関係する情報として、NVIDIAとの提携形態、臨床開発の進行段階、ARKGとARKKによる株式取得状況が整理されている。
References
- ^ Mashup Reporter. 「ARKがアイアンビック上場初日に株式取得、リカージョンも買い増しでAI創薬2社に投資」. https://www.mashupreporter.com/ark-iambic-iam-recursion-rxrx-ai-drug-discovery/.
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