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HakuhodoDYONEがAIエージェントと業務システムを安全に連携させるMCP導入支援サービスを開始

Hakuhodo DY ONEによるMCP導入支援サービスの提供開始

博報堂DYグループでデジタルマーケティング事業を展開するHakuhodo DY ONEは、AIエージェントと外部データや業務システムを連携させるオープン規格であるMCPの導入支援サービスを2026年4月9日に発表した。このサービスはAIエージェントの業務適用に伴って顕在化しているセキュリティやガバナンス上の課題解決を目的としており、導入の設計から実装および運用までを一貫してサポートする体制を整えている。[1]

MCPは2024年11月に米国Anthropicが発表した規格であり、AIと外部のSaaSや社内データベースなどの接続を標準化する仕組みとして機能するものである。生成AIの業務活用が拡大する中でAIエージェントが自律的に情報の取得や処理を実行する場面が増えているが、MCP自体には接続先の管理や権限設定といった制御機能が含まれていない点が背景にある。

同社が提供する支援策では、AIエージェントが複数の業務システムにアクセスすることを前提とした接続先のホワイトリスト管理や操作範囲の権限設計が実施される。さらに操作ログの記録と可視化に加え、異常検知やインシデント対応、既存のID管理システムとの連携についても対応することで安全なAI活用の環境構築を後押しする。

MCP導入支援サービスにおける主な対応項目と機能

項目 詳細
セキュリティ・ガバナンス 接続先のホワイトリスト管理、操作範囲を定義する権限設計、既存のID管理との連携
運用管理・監視 操作ログの記録および可視化、異常検知、インシデント発生時の対応支援
支援範囲 MCP導入に関する全体的な設計から、システムの実装および実運用までの一貫したサポート

Fuel Connect編集部の整理

本サービスはAIエージェントと業務システムを連携させる際の標準規格であるMCPを対象としており、企業がAIを実務に組み込む際のセキュリティ不安を解消するソリューションとして位置づけられる。自律的なAI運用を検討している企業のシステム担当者やデジタル推進部門にとっては、接続管理や権限設計の具体策を把握する上で有用な情報である。

AIエージェントによるデータの自動取得や更新は業務効率化に寄与する一方で、アクセス権限の制御や操作ログの透明性確保といったガバナンスの構築が不可欠な要素となっている。社内のデータベースや外部SaaSなどの多様な情報資産をAIと安全に連携させたい組織において、規格の導入から運用までを整理した本件の枠組みは実務的な参照点となる。

References

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