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米国の軽油小売価格が1月から5月にかけ60%超上昇

米国の軽油小売価格が1月から5月にかけ60%超上昇

2026年5月5日時点で、米国の軽油小売価格は1ガロンあたり5.641ドルに達し、1月の3.52ドルから60.3%上昇した。原油価格の急騰、税負担の低さ、西海岸の製油所閉鎖、戦略石油備蓄(SPR)放出効果の限定、欧州向け輸出増加が同時に影響し、店頭価格に反映された[1]

米国自動車協会(AAA)の5月4日全米平均データでは軽油価格は5.641ドルで、米エネルギー情報局(EIA)の1月平均3.52ドルからの上昇率は60.3%となる。ガソリンの上昇率58.6%を軽油が上回り、ガソリンより軽油の価格と上昇率が高い状態が続いている。

西海岸(PADD5)と中西部(PADD2)では、軽油価格に地域差が存在し、西海岸は6.530ドル、中西部は5.131ドルとなった。米国内の燃料市場は地域別精製能力や輸送制約に左右され、西海岸は他地域からの代替供給が限られている。

米国軽油価格上昇の要因別整理

項目 詳細
西海岸製油所閉鎖 フィリップス66ウィルミントン製油所13.9万バレル/日、バレロベニシア製油所14.5万バレル/日が閉鎖、州内精製能力の約2割減少
戦略石油備蓄(SPR)放出 3月20日週から4月24日週までに1750万バレル放出、短期的価格抑制効果は限定的
欧州向け軽油輸出 25年1月16.7万バレル/日から26年1月39.6万バレル/日に倍増、国内需給を引き締める要因
税負担 連邦・州合算で軽油は1ガロンあたり約58セント、原油上昇分が小売価格に直接反映されやすい

Fuel Connect編集部の整理

この記事は米国の軽油価格の急上昇と、その要因を事実ベースで整理したものである。物流企業、航空会社、トラック輸送業者など燃料コストに関わる事業者が市場動向を把握する上で有用である。

価格上昇に関する各種データや施策の状況は、精製能力や輸送制約、戦略備蓄の活用、輸出動向を理解する際に必要である。実務上、燃料調達や運賃設定を行う部署に関連情報として活用できる。

References

  1. ^ 【Logi-today】. 「米国の軽油小売価格が1月から5月にかけ60%超上昇」. https://www.logi-today.com/947334.

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