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FixstarsAmplifyがQUDORACloudを標準マシンに追加

FixstarsAmplifyがQUDORACloudを標準マシンに追加

株式会社FixstarsAmplifyは2026年5月29日、ドイツの量子スタートアップ企業QUDORATechnologiesGmbHと日本で初めてのパートナーシップを締結し、量子コンピューティング環境QUDORACloudを最適化クラウドサービスFixstarsAmplifyの標準マシンに追加したと発表した。この追加により、AmplifySDKとAmplifyQuantumを用いる利用者は、QUDORA社の量子計算リソースを使った量子最適化アルゴリズムの研究開発を行えるようになった[1]

QUDORA社は独自のNFQC(R)テクノロジーと自社チップ製造を組み合わせたイオントラップ型システムを提供しており、2027年までに50量子ビットシステムの稼働を予定している。同システムは長寿命クロック量子ビットを活用し、60秒を超えるコヒーレンス時間を実証しているとされ、200量子ビットへの拡張も計画されている。

実機稼働に先立ち、QUDORA社は実機の物理的特性をシミュレートするQamelionエミュレータを提供し、FixstarsAmplifyは同エミュレータ用トークンの提供を開始する。利用者はアクセストークンのページから申請することでFixstarsAmplifyのクラウド経由で利用を開始でき、エミュレータは1人あたり1時間まで無償利用可能である。

QUDORACloud追加と利用条件の整理

項目 詳細
追加対象 QUDORA社の量子コンピューティング環境QUDORACloudをFixstarsAmplifyの標準マシンに追加
利用に必要な環境 AmplifySDKバージョン1.6以上およびAmplifyQuantumバージョン1.1以上が必要
実機システムの予定 50量子ビットシステムは2027年までに稼働予定で、200量子ビットへの拡張が計画されている
エミュレータ利用 Qamelionエミュレータはアクセストークン申請により利用開始でき、1人あたり1時間まで無償利用可能

Fuel Connect編集部の整理

今回の発表は、最適化クラウドサービスFixstarsAmplifyに、QUDORA社の量子コンピューティング環境と実機稼働前のエミュレータ利用手段が加わったという内容である。組合せ最適化問題やQAOAを扱う研究開発の環境選定に関わる読者にとって、利用可能な計算資源と必要バージョンを確認する情報となる。

企業のシステム企画、物流、車両管理、燃料調達などで最適化計算に関わる担当者は、量子最適化アルゴリズムの検証環境がクラウド経由で提供される点を把握しておくと整理しやすい。本文で扱った内容は発表資料に記載された提携、標準マシン追加、利用条件、実機予定、エミュレータ提供の範囲に限定している。

References

  1. ^ ニコニコニュース. 「FixstarsAmplifyがQUDORACloudを標準マシンに追加」. https://news.nicovideo.jp/watch/nw19363243?news_ref=top_newComments.

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