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IEAが世界の石油需要と供給の見通しを更新

IEAが世界の石油需要と供給の見通しを更新

国際エネルギー機関は2026年7月10日、ホルムズ海峡を通じた供給が徐々に再開され、原油価格が落ち着くなか、世界の石油需要が5月の最低水準から回復に向かうとの評価を月次石油市場報告書で示した。2026年の世界石油需要の減少幅について、6月時点の日量110万バレルから、日量100万バレル程度へ見通しを修正した。[1]

ホルムズ海峡の航行再開に伴って湾岸地域の石油生産が部分的に回復し、2026年6月の世界石油供給量は前月から日量410万バレル増加して日量9880万バレルとなった。世界の生産量は増加したものの、紛争前の水準と比べると日量約940万バレル少ない状態が続いている。

迂回ルートによる輸送を含む湾岸諸国からの原油輸出量は、2026年6月に日量650万バレル増加して日量1610万バレルとなったが、紛争前の日量2400万バレルを下回った。国際エネルギー機関は、ホルムズ海峡を通る石油輸送の改善が続く場合、翌年の石油供給量がさらに日量750万バレル増加するとの予測を示した。

世界石油市場に関する主な数値と見通し

項目 詳細
2026年の世界石油需要 減少幅の見通しを日量110万バレルから日量100万バレル程度へ修正
2026年6月の世界石油供給量 日量410万バレル増加し、日量9880万バレル
紛争前との生産量の差 日量約940万バレル下回る水準
湾岸諸国からの原油輸出量 日量650万バレル増加し、日量1610万バレル
翌年の石油供給見通し 輸送改善が続く場合、さらに日量750万バレル増加すると予測

Fuel Connect編集部の整理

国際エネルギー機関の月次石油市場報告書は、世界の石油需要、供給量、湾岸諸国からの輸出量、石油在庫の変化を同じ時点の情報として整理したものである。今回の発表では、需要減少幅の修正と供給回復の数値が示される一方、生産量と輸出量が紛争前の水準を下回っている状況も併記されている。

燃料調達、物流、車両管理、エネルギー関連事業に携わる読者にとって、海上輸送の再開状況と世界の供給量を分けて把握する際の基礎情報となる。調達や運行に関する実務では、需要見通し、供給量、輸出量、在庫の各指標が異なる動きを示している点を確認するための資料として位置づけられる。

References

  1. ^ 【Vietnam.vn】. 「IEAが世界の石油需要と供給の見通しを更新」. https://www.vietnam.vn/ja/co-quan-nang-luong-quoc-te-dua-ra-nhan-dinh-moi-nhat-ve-dau-mo-toan-cau.

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