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WTI原油先物は74~83ドルで推移しOPECプラスは9月も生産枠を拡大

WTI原油先物は74~83ドルで推移しOPECプラスは9月も生産枠を拡大

2026年8月8日5時公開の記事では、米WTI原油先物価格が今週に入り1バレル74ドルから83ドルの間で推移し、米国とイランの交渉進展を受けて原油供給をめぐる不透明感が薄れたとの見方から約3週間ぶりの安値を付けた動きが示されている。その後、WTI原油先物価格は上昇に転じており、記事では世界の原油市場をめぐる需給動向とあわせて価格推移が整理されている。[1]

OPECとロシアなどの大産油国で構成するOPECプラスの有志7カ国は8月2日に月次会合を開き、9月も8月と同様に生産枠を日量18万8000バレル増やすことで合意し、2023年5月に始めた日量165万バレルの自主減産が終了することになった。ただし、ホルムズ海峡の事実上の封鎖が続くなかで実際の生産量は低迷しており、7カ国の6月の合計生産量は日量2290万バレルだった。

有志7カ国の6月の生産量はイラン戦争前の2月と比べて日量630万バレル超少なく、生産枠に対しても日量約750万バレル低い水準で、今回の生産枠引き上げは実際の供給量とは差がある状況が示されている。また、ケプラーのデータではサウジアラビア、UAE、イラク、クウェート、イランからの7月の原油・コンデンセート輸出は前月比2%増の日量1070万バレルとなり、イラン戦争前の水準を約40%下回った。

原油価格とOPECプラス生産量および湾岸諸国の輸出動向

項目 詳細
WTI原油先物価格 今週は1バレル74ドルから83ドルの間で推移し、約3週間ぶりの安値を付けた後に上昇へ転じた
OPECプラス有志7カ国 8月2日の会合で9月の生産枠を日量18万8000バレル増やすことで合意した
有志7カ国の6月生産量 日量2290万バレルで、2月比では日量630万バレル超少なく、生産枠を日量約750万バレル下回った
湾岸5カ国の7月輸出量 原油・コンデンセートは前月比2%増の日量1070万バレルで、イラン戦争前の水準を約40%下回った

Fuel Connect編集部の整理

記事は、WTI原油先物価格の直近の値動きに加え、OPECプラス有志7カ国が決定した生産枠の引き上げと実際の生産量との差、さらに中東湾岸諸国からの原油・コンデンセート輸出量を数値で整理した内容である。原油価格と供給量の双方を扱っているため、燃料調達やエネルギー関連の情報を確認する担当者が、市場で示されている価格と供給の状況を把握する際に関係する情報である。

物流、車両管理、燃料調達などに携わる読者にとっては、WTI原油先物が1バレル74ドルから83ドルで推移したことや、OPECプラスの生産枠と実際の生産量に差があることを同じ時点の情報として確認できる内容である。あわせて、サウジアラビア、UAE、イラク、クウェート、イランの7月輸出量が日量1070万バレルだったことも示されており、中東湾岸諸国からの供給量を確認する材料として位置づけられる。

References

  1. ^ JBpress. 「WTI原油先物は74~83ドルで推移しOPECプラスは9月も生産枠を拡大」. https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/96332.

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